【要約】「1分で話せ」の内容をまとめました。物事を伝える機会がある人は必読です!

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こんにちは!そんそんです!
現在メーカーで営業をしていることもあり、「1分で話せ」が気になり読んでみました!
少しでも気になっている方に、簡単に内容を要約しています。
ぜひ手にとって読んでみてください。

こんな人に読んでほしい

  • 「1分で話せ」の要約を知りたい人
  • 営業をしている人
  • 話をうまく伝えられないと悩みがある人

 

この記事でわかること

  • 「1分で話せ」の要約
  • 相手に動いてもらうための伝え方

基本情報

著名:伊藤 洋一
著書:1分で話せ
出版月:2018年3月20日
定価:¥1,540
目次
序章:そもそも「伝える」ために考えておくべきこと
第1章:「伝える」ために基本事項
第2章:1分で伝える
第3章:相手を迷子にさせないために、「スッキリ・カンタン」でいこう
第4章:1分でその気になってもらう
第5章:1分で動いてもらう
第6章:「伝え方」のパターンを知っておこう
第7章:実践編

結論

プレゼンの目的は「相手を動かすこと」
「相手を動かすこと」を前提に、聞き手をイメージして、結論から話し根拠を語る

プレゼンの目的は相手を動かすこと

まず、プレゼンの目的を明確にしましょう。

あなたは、人に何かを伝える際に「なんのために伝えるのか」ということを意識できていますか?

ビジネスパーソンの多くは以下のような目的を意識してしまってませんか?

 

・わかりやすく話す
・相手が納得するように話す
・事実をすべて伝える

 

これらも大事なことですが、本書ではプレゼンの目的は「相手を動かすこと」と述べられています。

「自分の意図すべてを理解してもらおう」

「報告が必要だからプレゼンをする」ではNGです。

なぜなら、意図が伝わっただけでは、プレゼンが成功したとは言えないからです。

まずは、プレゼンの目的を「相手を動かすこと」に変えましょう。

目的をはっきりさせるだけでも、自分自身の意識がかわってくるはずです。

「相手(=聞き手)が誰か」を具体的にイメージする

「相手を動かす」という目的を達成するには、「聞き手」を具体的にイメージすることが大切です。

なぜなら、実際にあなたの話を聞き、行動に移すのは「聞き手」だからです。

 

具体的にイメージすること
  • どういう立場にいるのか
  • どんなことに興味があるのか
  • どんなことをこのプレゼンに求めているのか
  • どんな言葉にネガティブな反応をするのか

上記を意識するだけでも、相手を動かすことに近づけます。

ここで少し考えてみてほしいのですが、あなたが誰かのプレゼンを聞く時に、最初から最後まで集中して話を聞いているでしょうか?

おそらく答えは「No」だと思います。

プレゼンをやる際には気づきませんが、話を集中して聞いてくれている人はほとんどいません。

だからこそ、聞き手を具体的にイメージして、聞き手のことを意識する必要があります。

常に相手を具体的にイメージしておくことで、相手を動かすことに近づけましょう。

結論と根拠の3つのピラミッドで話す

プレゼンを成功させる(=相手に動いてもらう)ために、結論と根拠の3段ピラミッドを用いて話を進めましょう。

3段ピラミッド

上図のように、主張に対して、意味の通じる根拠が複数必要です。

結論をトップにもってきて、「事実・根拠」が「結論」を支えているイメージです。

話し方としては、

結論…私の主張はこれです。
理由…理由は3つあります。/なぜなら、〜だからです。
例…事実、こういう事例があります。

実際の文章にしてみると、

ECサイトからの受注率が下がっているため、インターネット広告を打ちましょう。
なぜなら、インターネット広告を打つことで、適切なユーザーへ情報を届けることができるからです。
事実、他部門の商品はインターネット広告を打つことで、受注率が5%あがったそうです。競合他社に関しても、3%受注率があがったという事実があります。

イメージを想像させることで感情に訴える

「想像してみてください。目の前いっぱいに広がるひまわり畑を。」

いまあなたの頭の中ではひまわり畑を想像したことと思います。

「想像してみてください」

「あなたがもし、この経験をするとしたらどうでしょう?」

と問いかけることで、相手に無理やりでもイメージしてもらうことができます。

例えば、おいしいパスタ屋があり、「美味しい」「幸せな気分になる」ということを伝えたいとします。

 

「想像してみてください。空腹時にパスタ屋にはいったときのことを」

 

この一言で聞き手は、「空腹時に何かを食べてお腹を満たした経験」を思い出したり、「パスタのいい匂い」を思い出したりと、勝手に想像を膨らませてくれます。

イメージをさせて、感情に訴えることで、相手を動かすことに繋げられます。

伝え方のパターンを知っておく

最後に伝え方のパターンをおさらいも含めて、紹介します。

3段ピラミッド
  • 結論→根拠1→根拠2→根拠3
  • 結論→根拠→理由
SDS

「Summary(まとめ)」→ 「Detail(詳細)」→ 「Summary(まとめ)」

PREP

「Point(主張)」→「 Reason(理由)」→「 Example(例示)」→「 Point(まとめ)」

PCSF

「Problem(問題)」→「 Change(変化)」→「 Solution(解決策)」→「 Future(未来)」

 

PCSFの例としては、

問題…時間外労働が増えている。原因はデータをまとめる作業時間。
変化…テクノロジーの発達で瞬時にデータをまとめることができるようになっている。
解決策…テクノロジーを駆使して、抽出したいデータをまとめることができるプログラムを作成した。
未来…データをまとめる作業を減らすことで、時間外労働を削減できる。時間外労働の削減により、人件費も減ってくる。

 

「いま時間外労働が増えているという問題があります。主にデータをまとめる作業が原因です。
これに対し、テクノロジーの発達で瞬時にデータをまとめることができるようになっています。テクノロジーを駆使して、抽出したいデータをまとめることのできるプログラムを作成しました。データをまとめる作業を減らすことで、時間外労働を削減することができます。時間外労働の削減により経費も減ってくるでしょう。」

 

話し方のパターンはいくつかありますが、「結論を述べる」「感情に訴えかける」という流れは変わりません。

書評

「1分で話せ」の書評をご紹介します。

かなりわかりやすく、伝え方の技術が記載されています。

また、技術が大事というより、想いを持って話すことや、相手を動かすという目的に気づかせてくました。

「相手が動く」ためには、できることをやりきる必要があります。

ライバルがいるなら、その人よりも「相手を動かす材料を増やせばいい」。

伝えることよりも、事前の準備や、相手の感情を揺さぶることが大事と思った1冊でした。

まとめ

プレゼンの目的は「相手を動かすこと」
「相手を動かすこと」を前提に、聞き手をイメージして、結論から話し根拠を語る

いろんな本を読むようになって感じているのですが、どんなことも「相手のことを考える」ということが大事とさらに感じる1冊でした。

こちらの本でも同様のことを感じたので、よければ要約読んでみてください。

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それではまた〜。

コメント

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