こんにちは!そんそんです!
今回は「井上大輔 」著「マーケターのように生きろ」を要約していきます。
マーケター的考えを知り、キャリアにも活かせるそんな1冊です。
「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動を手に入れましょう!!
目次
どんな人に読んでほしいか
- 「本当に輝ける場所と方法」を知りたいあなた
- 「マーケティング」の本質を知りたいあなた
- キャリアに悩んでいるあなた
- マーケターの考え方を知りたいあなた
この記事でわかること
- マーケティングの本質
- 「あなたが必要だ」と言わる続ける人の思考・行動
- マーケター視点でのキャリアの考え方
著名:マーケターのように生きろ―「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動
著書:井上 大輔
定価:¥1,760
はじめに
PART1 人の役に立ち、自らの価値を高める「マーケターのように生きる」という思想
CHAPTER1 マーケティングとは「思想」である
CHAPTER2 マーケティングとは「人類の英知の結晶」である
PAET2 仕事もキャリアも人生も好転する「マーケターのような生き方」4ステップ
STEP1 市場を定義する
STEP2 価値を定義する
STEP3 価値をつくりだす
STEP4 価値を伝える
おわりに
結論
マーケターのように生きるとは
近年は「個」の時代と言われています。
YouTuber、フリーランスなど「個」を活かして、人を引きつける魅力にあふれている人が増えています。
では、「個」を持っていないという人はどうすればいいのでしょうか?
本書では、「相手をよく知り、その期待に応える」という生き方があると書かれています。
「人の期待に応えることを追求してみる」「相手をよく知り、相手が何を求めているかを追求する」。
この考え方がマーケターのように生きるという考え方です。
マーケティングとは
①市場を定義する
→ 価値を提供する相手を誰にするか
②価値を定義する
→ 相手の求めるものを深く探る
③価値をつくりだす
→ 定義した価値を実際にカタチにすること
④価値を伝える
→ 実現した価値を相手にしっかりと伝えること
市場を定義する
市場を定義する際に抑えておきたいポイントは5つです。
①市場の大きさ(市場規模)
②市場の成長性(成長分野)
③どれくらいライバルがいるか(競合環境)
④自分の脳力が活かせるか(関連性)
⑤自分の他の活動との相性はどうか(シナジー)
規模も小さく、成長性もない市場で戦っても、たいした結果を得ることはできません。
市場を選定するには5つのポイントがあるという「ものの見方」を頭に入れて、一度立ち止まって考えるということが大事になります。
【市場の定義】が終われば、次に【価値を定義】していきます。
価値を定義する
まずは、価値の4象限を理解しましょう。
「実利価値」「評価価値」「共感価値」「保証価値」
顧客にとっての価値を定義することが大事になります。
マーケティングにおける価値は相手の中に発生するものであるため、相手が求めているものを価値として提供する必要があります。
価値をつくりだす
価値をつくる3つのポイントを理解しましょう。
①機能・品質 …実利価値・保証価値
②主張 …評判価値・共感価値
③外観(パッケージ)…評判価値
例:いろはす
多くの製品で「機能・品質」から「主張」や「外観(パッケージ)に移ってきています。
「機能・品質」での差別化がだんだんと難しくなってきているのです。
違いをだすとすれば「主張」や「パッケージ」となります。
価値を伝える
価値を伝える3STEPを理解しましょう。
①覚えてもらう
②好きになってもらう
③選んでもらう
①繰り返し伝える
②自分ごとにしてもらう
③心を動かす
覚えてもらうためには、下記のようなものを活かす必要があります。
・単純接触効果
→単純に毎日同じ空間にいるだけで人は他人に親しみを感じるようになる人間心理
・みんな自分のママが好き理論
→長い時間接しているブランドには利用者は必然的に愛着を感じる
①近くまで届ける
②価値を知ってもらう
③付加価値(おまけ)をつくる
「いろはす」であれば高い配下率を実現することにあたります。
いくら好きになってもらえても店頭になければ買うことはできないです。
お試し価格などで1度使ってもらいましょう。
「〇〇配合で、だから潤いキープ」のようにひと押しも有効です。
一般的にはセールスプロモーションのことを指します。
割引をしたり、期間限定といった販売促進を行います。
3つの方法で、選んでもらう「最後のひと押し」をすることが重要になります。
マーケティング思考をキャリアへ置き換える
ここまででマーケター的考えはある程度理解していただけたと思います。
本書ではこのマーケター思考をキャリアへ置き換えて考えさせてくれます。
ポイントのみ箇条書きしますので、気になった方はぜひ本書を手にとってください。
「自分という商品」をどこで売るかを、まず考える
自分自身や同僚の人材価値も、4象限で多様な視点から評価する
貢献を意識することで「配られるカード」を増やし、日々の決断の根拠に一貫性をもたせることでキャリアをデザインする
出世するには「自分の価値を伝える」ことが不可欠
「実力:印象:知名度=1:3:6」のイメージなので、「どれだけ目立っているか」が重要
ここをとても丁寧に要約しておきたかったですが、実際に本書を読んだ方が考え方が伝わってくると思います。
ぜひ手にとって読んでください。
書評
マーケティングとはなにか、その思考をどうキャリアに活かすのかという観点がよくわかる1冊でした。
この本には「生き方」のヒントがつまっていると感じました。
どの本でも「相手の立場にたつ」ということが書かれていることが多いですが、その具体的な思考法を学べた本です。
マーケター的思考をキャリアにぜひ取り入れてほしいので、ぜひ手にとってみてください。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ぜひ本書を手にとって、「マーケター」のようにキャリアを形成してみてください!
キャリア形成という観点から、こちらの要約もおすすめです!

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