こんにちは!そんそんです。
今回は梅田幸子著『あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析』を要約します!
具体的な「自己分析」のやり方が解説されているので、ぜひ要約を読んで本を読んでいただきたいです。
特に「自己分析」でつまずいている就職活動・転職活動を控えている方はぜひごらんください。
目次
どんな人に読んでほしいか
- 最強の自己分析の要約を知りたい人
- 自分が輝ける場所を知りたい人
- 何が好きで、何が得意かわからない人
- 就職活動・転職活動を控えている人
この記事でわかること
- 最強の自己分析の要約
- 自己分析のやり方
基本情報
著書:梅田幸子
定価:¥1,430
第1章:幸せで充実した仕事選びとは
第2章:「心が喜ぶ仕事」を見つける自己分析
第3章:「仕事で活かせる強み」を見つける自己分析
第4章:「苦手で耐えられないこと」を知る自己分析
第5章:「心が喜ぶ」×「得意」ゾーンのしごと選び
結論
・喜びの源泉を知る
・特性を知る
・苦手/ストレスを知る
喜びの源泉を見つける
大前提として、「心が喜ぶ」×「得意」で仕事を選んでください。
理由は
- 仕事で喜びを感じられる
- 得意なことなので早く成長できる
といったメリットがあるからです。
まずは、「心が喜ぶことの探し方」を紹介します。
STEP1:「心が喜ぶこと」を思い出す
下記の時代のあなた自身を思い出して質問リストをみながら、「心が喜ぶこと」を書き出してください。
時代
・幼少・小学生・中学生・高校生
・学生時代・おとなになって・最近
質問リスト
- 何に熱中していた?
- 時間を忘れるほど夢中になったことは?
- 心が喜ぶ瞬間はどんなとき?
- 楽しい思い出は?
- うれしかった/うきうきしたことは?
- 何が好き?
- 心穏やかに取り組めることは?
- 楽しい時間・満たされた気持ちになるのはどんなとき?
STEP2:なぜなにマップをつくる
下記手順で「何が心を喜ばせているのか」を言語化する
2:なぜそれが好きなのか具体的に書き出す
3:「具体的には?」という質問でさらに深ぼる
4:「他には?」を活用する
1:旅行が好き
2:計画をして周りのみんなに喜んでもらえることが好き
3:「この旅館で○円ならめっちゃいい!!」と言われたい
4:期待以上の何かを提供したい

好きな事例から「なぜ?」「具体的には?」と本質に迫ることが重要だね!
自分の特性をみつける
大前提として、誰にでも個性と能力を活かしてイキイキと輝ける場所があります。

個性なんてないよ〜

得意や強みは「特性」からみつかるよ!
「特性」はあなたが意識せず自然にしている「得意な行動パターン」や「思考プロセス」のこと。
「え!そんなの当たり前だよ!」「こんなことでいいの!」と思えることが特性にあたる。
特性の探し方を紹介します。
STEP1:役割から特性を探す
下記手順であなたの特性を見つけてください。
(リーダー、サブリーダー、サポーター、アシスタント、盛り上げ役…など)
2:どんなタイプの役割か
3:具体的にどのような言動をするか
4:特性を抜き出す
1:サブリーダー
2:リーダーのしたいことを聞いて、メンバーの能力に合わせて仕事をふる
3:メンバーに不満が出ていたら、「ペースを落とそう」などをリーダーへ提案する
4:人の気持や状態に合わせた配慮ができる
STEP2:本当の特性か再現性をチェックする
特性を見つけられたら、再現性があるかチェックをします。
2:特性を発揮した具体的な出来事を思い出す
3:上記を繰り返す(5個くらい)
1:人の気持や状態に合わせた配慮ができる
2:居酒屋などでグラスがあいている人への声掛け
3:他の特性も書き出す
再現性をチェックする理由は、偶然できあがった「特性」ではないか確認するためです。
「特性」とは「無意識にでてしまうクセ」のようなものです。
日常のあらゆるパターンで発揮されているものこそ「特性」なのです。
「苦しかったときの話をしようか」でも「強みは特徴とそれを活かす文脈がセット」と似たようなことがいわれています。
詳しくはこちらを御覧ください。

苦手・ストレスを知る
本書では大きく7分野での苦手のチェックが必要とされています。
ここでは簡単に紹介しますので、詳しくは書籍を御覧ください。
労働時間
- 限界労働時間は?
- シフト制は大丈夫?
- 規則正しい生活がいい?締め切り前にラストスパートの方が向いている?
- 朝は苦手などの「デッドタイム」はある?
人間関係
- 大規模・中規模・小規模、どんな集団が快適?
- その規模の具体的な人数は?
- どんな距離感で付き合うのが快適?
- こんな人間関係は耐えられないと思う状況は?
職場環境
- いい雰囲気・悪い雰囲気の職場というのは?
- 会社独自のルールで嫌なことは?
- 給与制度(安定・実力・歩合)はどれがいい?
所属している組織への誇り
- 所属している組織への誇りが必要と思いますか?
- どんな企業が好きですか?(ベンチャー・あこがれの業界など)
- 上記がないと、やる気をもてずに力を発揮できないと思う?
社長
- こんな社長のもとでは働けないという条件は?
- こんな経営方針のもとで働けないと思うものは?
お金
- 生きていくのに必要な最低限の金額は?
- 心にゆとりをもって生活できる金額は?
- ぜいたくをしても十分ない金額は?
評価
- 何で評価されたい?(お金・昇進・感謝など)
- どんなふうにされると評価されていると思える?
本当に嫌なものをピックアップ
最後に本当に嫌なものをピックアップしてください。
B:受け入れられるけど、嫌なもの
「A」に関しては、避けて仕事を選びましょう。
「B」に関しては、基本的には避けたほうがいいでしょう。
「期間的限定」で受け入れるという選択もありです。
天職を探す
これまでの自己分析で
- 喜びの源泉
- あなたの特性
- 嫌なこと
がわかっている状態です。
これらを加味して、仕事や会社をリストアップしてみましょう。
その後、会社や職種内容について調べてみましょう。
あなたが「一番輝く」仕事を見つけることができるでしょう。
自己分析は永遠に続くもの
自己分析が深まると、「思いもよらなかった仕事・会社」が自分にぴったりだと感じる瞬間がやってきます。
そのためには、「らせん状」に自己分析を行う必要があります。
らせん状の自己分析をするためには、
- 日々少しずつ自己分析をする
- 1つの仕事をやり遂げたときに、その過程や成果も自己分析する
- 深めるために「行動」「分析」をセットで行う
ことが大事になってきます。
日常的に自己分析を深めることで、「喜びの源泉」を見つけられることができるでしょう。
書評
ひとつひとつのワークをこなすことで、自分のことが以前よりはわかったと思える一冊です。
まだまだ、本質的な部分にはたどり着けませんでしたが…。
自己分析をしたところで、やりたいことなんかみつからないと思っている方も多いと思います。
それも一部あっていると思いますが、自己分析をやってみて見つかるやりたいことや自分の強みの発見もあると思います。
日常的に自分のことを考え、「何がうれしかったのか・心が喜んだのか」ということを言語化することで、「喜びの源泉」に近づけると思えた一冊でした。
「らせん状に自己分析」を進めていこうと思える本でした。
結論
・喜びの源泉を知る
・特性を知る
・苦手/ストレスを知る
様々な角度から自分を見直して、深堀りしましょう。
言語化することや、日常的に自己分析を進めることで、「喜びの源泉」を見つけましょう!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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